落ちてきたナイフに思わず手を出す浮かれポンチなバブル期女

2016/04/25

きゃーきゃーきゃー！！
ちょっと、ちょっとぉ～、失業マンさんから褒められちゃったわよ～

「兼業投資家のようですが、個別銘柄の分析がしっかりしていて、厚みがあるというか、、、今後こちらがパク・・・参考にさせて頂きます」ですってぇぇ！！

もう、今朝、この失業マンさんの記事を拝見したんですけど、一気にテンションＭＡＸになっちゃったわ。

私もパクリフリーク

「おばさま」と言われても、「アラフィフ女子！そんな便利な言葉がこの世にあったのかッ！！」と言われても、もうまさにそのとおりだから、ブログをほめて頂けただけで嬉しいわｗ
（女子はいくつになっても女子なのよｗ　それに、私、男性を喰いモノにする丙午生まれのバブル期女ですけど、何か！？）

私もブログで有名な個人投資家の方々の銘柄をパクリながら投資させて頂いているので、まさに失業マンさん（就業マンに変更はされないみたいね。）の足元にすがりつくぐらいの立ち位置なんですけど、個別記事で取り上げて頂けるなんて本当に光栄ですわ。

私のブログは、自分の投資記録的な意味合いが強くて、「この時にこんなことを考えたり、確認したりしたんだわ。」っていうのを後から見直せると思って始めたっていうのが大きな動機なんです。

けれど、ブログランキングにも参加している以上、見てくれている方もいらっしゃるはずなので、そうした方々の何かの参考にでもなればという部分や、私はこういう考えがあってパクリましたっていう部分も書かさせて頂いてるんです。

ちょっとでも誰かの参考材料にして頂けたなら、そんなに嬉しいことはないと思っていたところに失業マンさんのお褒め記事、本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

失業マンさんには相互リンクもして頂けたし、個別にお褒めも頂けましたので、トップリンクに配置させて頂きました。

また、おほめ頂けるような記事をアップすべく、ブログを書いていきたいと思います。

マイナス金利がもたらす新たな世界って実際どうなのかしら？

振り返って、先週金曜日の午後に出てきたブルームバーグの「日銀：金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討－関係者」というニュースで一気に金融機関の株価が吹き上がりましたけど、これ本当にそんなことってあるんでしょうか！？

確かに既にマイナス金利を導入しているデンマークでは変動金利の住宅ローンを借りている人が「利子を貰っている状況」らしいですから理論的にはおかしな話ではないとは思うんですけど、常識的にはおかしな話ですよね。

お金をただ単に借りるだけで儲かるっていう世界な訳ですから誰もが借金で儲けられるというわけじゃなく、一応、利子は貰いながらも借りたお金の残り分は返す必要があるわけで、その人自身の与信というは必要なんでしょうね。

つまり、１０００万円を借りる与信のある人は、１０００万円を借りて、そのお金をマイナス金利にならない何か（例えばタンス預金とか）に保管しておくとマイナス金利分の利子を貰えるってことなんですよね。

お金がある人が何もしないで（マイナス金利の影響を受けない資金の保管方法で）その与信や既存の資産を担保に借り入れをすることができるわけですから、レバレッジをかけて、その利子分を増やしていけるってことです。

なんだかとっても不公平な気もしますが、多分、これをやったら本当に２５年前にあったバブルが再来するんじゃないかと思いますけど、きっと日本ではそこまでにはならないですよね。

だって、これやっちゃうとそれを止める時がどれだけ大変なことが起こりそうかド素人の私でもなんか想像できちゃいますもん。
絶対に阿鼻叫喚の世界になると思うんですよね。

バブルは悪なんでしょうか！？

ただ、個人的には正直に申し上げて「バブルの何が悪かったのかしら？」って思うんです。

だってあの頃、誰も損してませんでしたからね。

みんなが凄い勢いで株や不動産で儲けて、その儲けを湯水のごとくモノを買ったり、いろいろなサービスに使ったりして、お金が凄い勢いで流通していたんです。

経済成長っていわば、お金が世の中でどれだけグルグル回っているか、っていうことだと思っているんですけど、そういった意味ではバブルのどこが悪かったのかしら？って思ってしまうのも変じゃないと思うんです。

ただね、確かに今まで１万円のコース料理がその内容に大した変化もないのに３万円になったりするのはどうかとは思ってました。

だからこそ、バブルが崩壊して、いろいろなモノが適正価格へ是正されていくと、バブル期価格と是正価格とのギャップで多くの方々が、そのギャップを埋めることができずに阿鼻叫喚の世界となったんですよね。

言い方がちょっと変なのを前提として、大きなバブルは困るけど、少しばかりのバブルっぽい世の中なら歓迎すべきなんじゃないかと思うんです。

この「少しばかりのバブルっぽい世の中」のことを一般的には「好景気」っていうのかもしれませんけど。

いずれにしても日銀がマイナス金利をあらゆるところへ適用させて、それが回りまわって個人レベルに「借入に対する利子が貰える」っていう状況になってしまうなら、私達みたいな株式投資家はもう笑いが止まらない状態になると思いますが、それが本当にいいことなのか。。（もとに戻す時の反動が大変なことになるから、逃げるタイミングをいつも探ることになるでしょうけど。）

あり得なかったマイナス金利という事象に対する金融システム改修の本格化

そんな状況にはならないでしょう、とは思いつつ、もっと小さいレベルのお話をさせて貰っちゃうと、そんな今までにない金利の世界が訪れたら金融システムの改修が本格化しちゃいますよね。

だって、マイナス金利の導入って日本では初めてのことらしいですし、誰も想定してなかったはずですから、金融機関のシステムでマイナス金利とそれを住宅ローンなどの商品レベルにまで連動できてるところって無いはずです。

となれば、勘定系システムを扱ってるSierなんかは、もうネコの手も借りたいぐらいのシステム改修作業が凄いことになるわけで、またまた私が溺愛するランドコンピュータの業績も大幅上昇、株価も大幅上昇、っていう具合になってくるんじゃないかと思ってます。（笑）

もちろん、ランドコンピュータだけじゃありませんけど、金融機関のシステム（特に勘定系システム）を取り扱ってるSier企業は、フィンテックっていう大きなトレンドだけじゃなく、「マイナス金利の一般化」という未曽有のシステム改修で大きく業績をアップさせてくるようになるのかもしれませんよね。

７月の選挙がダブル選挙になるのかどうか分かりませんけど、きっと自民党政権を揺るがすことにはならない（安倍さんが続投できるかどうかは別として）でしょうから、選挙の結果が出て、自民党政権は当面続く＝日銀の政策も従来どおり、となれば、システム運用という世界では一過性ではなく現実に対応しなければならないシステムの改修、という事態が本格化してくると思います。

自民党政権の安定的存続と日銀のマイナス金利政策、それに対応していく金融システムとしての課題解決の行方に注目ですよね。